東日本大震災以降、太陽光発電やエネファームなど自宅で発電できるシステムを導入するケースが増えています。
ただ単に、売電目的や節電目的で導入する場合、それぞれの発電システムの特徴について違いを理解し、どちらが災害時に有効なのか比較しなければ、万が一に使用できないという問題に繋がります。
では、どちらが実際に有効なのかというと、据え付けし蓄電池を併設しているのであれば太陽光発電の方が有利です。
太陽光発電とエネファームの発電量を比較した場合、安価な太陽光パネルでも100W型のものが増えており、6~7時間の蓄電をすればエネファームで1時間発電する電力を確保出来ます。
発電量と時間を比較した場合、エネファームの方が確かに有利ではあるものの、エネファームの特徴は発電しながらお湯を沸かすという点です。
災害時には断水といった問題もあり、エネファームを効率良く利用出来ない上、エネルギー源となるガスの供給も不安が生じます。
実際に東日本大震災において、都市ガスおよびプロパンガスの供給が出来ないといった問題があり、都市ガスはパイプラインが破損しガスが供給できないといった問題がありました。
このような場合、エネファームによる電力確保が出来ないため、太陽光発電の方が有利になります。
都市ガスが利用出来ないなら、プロパンガスという選択が出来るものの、プロパンガスもガスタンクが空になると電力発電が出来なくなるといったデメリットがあります。
そのため、非常時には最低限の電力を賄える太陽光発電の方が有利になります。
災害に備え、発電システムを導入する際は、それぞれの特徴をしっかりと理解し、徹底的に比較した上で導入をしなければ、使用できないものとなってしまいます。
意外に電力の復旧は早く、次いで水道、ガスとなるため、電気エネルギーを優先的に発電する方が非常時でも最低限の生活が可能になります。
詳しく記載されているので参考にしてください。⇒太陽光発電 エネファーム

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